子育て家族のSUV選び やっぱり後悔したくない!失敗談&チェックリスト

車の後悔

「子供が生まれて今の車じゃ狭い…」「家族でのお出かけが増えたから、次は人気のSUVにしたい!」
子育て世代にとって、車は家族の大切な移動手段。広くて使い勝手が良さそうなSUVは魅力的な選択肢ですよね。でも、ちょっと待ってください!勢いで選んでしまうと、「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうことも少なくないんです。

この記事では、子育て家族がSUV選びで後悔しないために、よくある失敗談から学び、本当にチェックすべきポイントを分かりやすく解説します。

読了後には、「我が家にはどんなSUVが合うか分かった!」「試乗でここを確認しよう!」と、自信を持って車選びを進められるはずです。ぜひ最後まで読んで、後悔しない、家族みんなが笑顔になれる一台を見つけてくださいね!

SUVは見た目がかっこいいので選ぶ人が増えていますよね!私も初心者時代から今までずっと乗っています。

「こんなはずじゃ…」子育て世代のSUV選び・後悔あるある

まずは、子育て中のパパ・ママからよく聞かれるSUV選びの後悔ポイントを見ていきましょう。

子育て世代のSUV後悔ポイント

後悔1:思ったより狭い! 3ドアタイプだとチャイルドシートを2つ載せたら後部座席がギチギチ…。ベビーカーも積むと荷室もパンパン!

後悔2:まさかの燃費の悪さ! カッコいいけど、毎月のガソリン代が家計を圧迫…。もっと燃費をチェックすればよかった。

後悔3:3ドアの不便さ

3ドアSUVの助手席を前に倒し、狭いスペースから後部座席のチャイルドシートに座る幼児を乗せ降ろしする母親の様子。母親は不自然な体勢で、少し困ったような表情をしている

後部座席へ乗る時はシートを倒す必要があり子育て世代にはおすすめとは言えない。

見た目のかっこよさやイメージだけで選んでしまうと、こうした「後悔」につながりやすいのです。

SUVって何がいいの?子育て目線でのメリット・デメリット

そもそもSUVが子育てに向いている点、注意すべき点は何でしょうか?

メリット:子育て世代に嬉しいポイント

  • 広い室内空間と荷室: 5ドアタイプではチャイルドシートを設置しても余裕があり、ベビーカーや多くの荷物を積みやすい。
  • 高い視点と運転のしやすさ: 見晴らしが良く運転しやすいと感じる人が多い。悪路や雪道にも比較的強い。

デメリット:購入前に知っておきたい注意点

  • 燃費が悪くなる傾向: 車体が大きく重いため、セダンやコンパクトカーに比べると燃費は悪化しやすい。ハイブリッドモデル等も要検討。
  • 車両価格が高め: 同クラスのセダン等に比べて価格設定が高めなことが多い。
  • 車体が大きいことによる弊害: 運転に慣れが必要。街中の狭い道や駐車場での取り回しに苦労することも。
  • 乗り降りのしにくさ: 小さな子供や年配の方は、車高が高いため乗り降りが大変な場合がある。

私も足の悪いおばあちゃん乗せるときは大変でした…

私自身もSUVで子育てをしてきたひとり。ここで、実際に3ドアSUVで子育てをした時のリアルな経験を少しだけご紹介します。

【筆者体験談】3ドアSUVで子育てしてみたリアルな感想

私は免許を取って以来、ずっとSUVや四駆タイプの車に乗ってきました。見た目のかっこよさや走行性に惹かれていたのもありますが、当時は子育てに向いているかどうかなんて深く考えていませんでした。

結婚後もそのまま独身時代から乗っていた3ドアのジムニーで子育てをスタート。後部座席にチャイルドシートを2つ取り付けて、毎回、前のシートを倒して子どもを乗せ降ろしするのは本当にひと苦労でした。

最初は「なんでこの車のままにしちゃったんだろう…」と後悔もありましたが、毎日繰り返しているうちに、不思議と慣れてしまうものです。とはいえ、やっぱり3ドア車での子育ては不便だったなと今でも思います。

もちろん、やれないことはないし、慣れでどうにかなる部分もあります。たしかに3ドアは子育て向きとは言えませんが、それでも「この車が好き!」という気持ちがあるなら、無理に否定する必要はないと思います。

それに加えて、燃費は良くないです。ガソリン代がじわじわと家計に響いてきたのも正直なところです。私はジムニーが好きだったのでそのまま乗り続けましたが、経済的な面を重視するなら、子育て中にあえて選ぶ車ではないかもしれません。

当時は使い勝手に悩みながらも、気に入っていた車に乗り続けていました。実用性を重視するのは大切ですが、車って毎日使うものだからこそ、気分が上がることも大事。バランスを取りながら、納得できる一台を見つけてほしいなと思います。

後悔しないSUV選びの重要ポイント【サイズ・機能・安全】

では、具体的に何をチェックして選べば良いのでしょうか?

サイズ選び:コンパクト?ミドル?3列シートは本当に必要?

  • コンパクトSUV: 比較的運転しやすく価格も手頃。ただし、4人家族だと荷室が手狭に感じることも。チャイルドシート2台+大人のスペースを確認。
  • ミドルサイズSUV: 室内空間と運転のしやすさのバランスが良い。子育て世代に人気。荷室容量も十分なモデルが多い。
  • ラージサイズSUV/3列シートSUV: 5人以上家族や、祖父母も乗せる機会が多い場合に検討。ただし、3列目シートの実際の広さや使い勝手、使わない時の荷室スペースは要確認。「大は小を兼ねる」とは限らない

子育てに必須!チェックすべき便利機能

  • 広くて使いやすい荷室: ベビーカーが横置きで楽に積めるか、床下の収納はあるかなどをチェック。開口部の高さも重要。
  • シートアレンジ: 後部座席のリクライニングやスライド機能、荷室をフラットにできるかなど。
  • 後部座席の快適性: エアコンの吹き出し口、USBポート、サンシェードの有無など。

家族を守る!重視すべき安全性能

最低限チェックしたい先進安全機能(ADAS)

  • 衝突被害軽減ブレーキ(AEB): 対車両・対歩行者(昼夜)、自転車にも対応しているか。
  • ペダル踏み間違い時加速抑制装置
  • 車線逸脱警報・抑制機能
  • アダプティブクルーズコントロール(ACC): 高速道路での運転負荷を軽減。
  • 後方・側方の接近警報(ブラインドスポットモニターなど)
  • 360°モニター(アラウンドビューモニターなど): 駐車支援に非常に有効。

これらの機能は、メーカーや車種、グレードによって性能差があります。カタログだけでなく、試乗や販売店でしっかり確認しましょう。

意外と大事!燃費と維持費の考え方

毎日の送り迎えや買い物、週末のレジャーなど、子育て世代は車の使用頻度が高くなりがち。燃費は必ずチェックし、年間のガソリン代をシミュレーションしてみましょう。ハイブリッド車も選択肢に入れると、初期費用は高くてもトータルコストで有利になる場合があります。自動車税やタイヤサイズ(交換費用)なども考慮に入れましょう。

【比較表】SUVタイプ別 子育てチェックポイント

SUVタイプ家族構成目安メリット(子育て視点)デメリット(子育て視点)特にチェックすべき点
コンパクト~4人(子供1~2人)運転しやすい、価格手頃後席・荷室がやや狭い傾向
後部へは前シートを倒す必要がある
チャイルドシート2台設置時の広さ、ベビーカー積載
ミドル4~5人室内・荷室の広さ十分、機能充実価格やや高め、サイズ感に慣れ必要安全機能の充実度、シートアレンジ、燃費
3列シート5人以上 / 祖父母同乗多い多人数乗車可能3列目が狭い場合多い、普段の荷室が犠牲に、価格・燃費3列目の実用性、使わない時の収納、車両サイズ

購入前に必ずチェック!後悔を防ぐ試乗・確認ポイント

カタログだけでは分からないことがたくさん!必ず試乗して、以下の点をチェックしましょう。

チャイルドシートの装着・乗せ降ろしを試す

実際に使っている(または使う予定の)チャイルドシートを持ち込んで、取り付けやすさ、子供の乗せ降ろしのしやすさ、取り付けた状態での他の座席のスペースを確認しましょう。

実際の荷物(ベビーカー等)を積んでみる

普段よく使うベビーカーや大きな荷物が、実際にスムーズに積み込めるか試してみましょう。荷室の広さだけでなく、開口部の形状や高さも重要です。

狭い道や駐車も試してみる

自宅周辺やよく行くお店の駐車場など、普段使う道を想定して運転してみましょう。特に街中と郊外が混在するエリアでは、取り回しの良さも重要です。見切りや最小回転半径もチェック

見積もりとオプション、値引き交渉の注意点

必要なオプションを見極め、不要なものは削る勇気も大切です。複数の販売店(ディーラー)で見積もりを取り、競合させることで、より良い条件を引き出せる可能性があります。下取り車の査定も忘れずに。

まとめ:家族みんなが笑顔になるSUVを選ぼう!

子育て家族のSUV選びは、家族構成やライフスタイルの変化も見据えた、一大イベントです。後悔しないためには、見た目やイメージだけでなく、

  1. 家族の人数と使い方に合った「サイズ」
  2. 日々の負担を減らす「便利機能」
  3. 家族の安全を守る「安全性能」
  4. 家計に響く「燃費」と「維持費」

を、しっかりと比較検討し、試乗で納得いくまで確認することが何よりも大切です。

この記事を参考に、あなたの家族にとって最高のパートナーとなるSUVを見つけて、毎日のドライブを、そして家族の思い出作りをもっともっと楽しんでくださいね!

※レビュー風の会話やコメントは、実際の口コミ等を参考に筆者が再構成したフィクションです。
※当記事は情報提供を目的としており、購入に関しては必ず業者等にご相談の上、ご自身の判断と責任でご対応ください。

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