米油とサラダ油 どっちがいい?主婦が教える使い分けと選び方

キッチン・調理家電

こんにちは!主婦ブロガーのみむです

スーパーの食用油コーナーに行くと、最近以前にも増して種類が増えましたよね。「健康のために油を変えたいけれど、どれを選べばいいの?」と悩んでしまうことはありませんか?

特に最近注目されている「米油(こめあぶら)」と、昔ながらの「サラダ油」。結局のところ、どっちがいいのでしょうか。

「米油は体に良いって聞くけど、お値段がちょっと…」
「サラダ油はずっと使ってるけど、健康面が心配…」

そんな主婦の皆さんのリアルな疑問にお答えするために、今回はこの2つの油の違いや使い分けのポイントを、主婦目線でじっくり掘り下げてみました。

そもそも「米油」と「サラダ油」は何が違うの?

「どっちがいいか」を決める前に、まずはそれぞれの正体を知っておきましょう。原料や作られ方が全く違うんです。

米油:お米の国ならではの「和の油」

米油は、玄米を精米する時に出る「米ぬか」と「米胚芽」から作られています。100%国産原料で作られるものも多く、私たち日本人にとっては非常に馴染み深い油です。

昔は業務用のイメージが強かったのですが、その栄養価の高さやクセのなさが注目され、最近では家庭のキッチンの定番になりつつあります。

サラダ油:クセがなく使いやすい「ブレンド油」

一方のサラダ油。実はこれ、特定の植物の名前ではないんです。

菜種(キャノーラ)、大豆、トウモロコシ、ひまわりなどの種子から搾った油を精製したもので、「低温でも固まらず、サラッとしていて生でも食べられる(サラダに使える)」という意味で名付けられました。

スーパーで特売されているサラダ油の多くは、菜種油と大豆油をブレンドした「調合油」が一般的です。

料理が激変?「米油」を選ぶメリット

「ちょっと高いけど、一度使うと戻れない」という声が多い米油。具体的にどんな良さがあるのでしょうか。

  • 揚げ物が驚くほどカラッと揚がる:
    揚げ物をした時、油切れが良くサクサクになります。天ぷらやフライがお店のような仕上がりに!
  • 「油酔い」しにくい:
    加熱した時に発生する独特のニオイ(アクロレイン)が少ないため、揚げ物をしている最中も気分が悪くなりにくいのが嬉しいポイントです。
  • 酸化に強く、冷めても美味しい:
    時間が経っても油っぽくなりにくいので、お弁当のおかず作りには最適です。
  • 洗い物がラク:
    サラサラしているので、使った後の鍋や食器のベタつきが落ちやすいと感じる主婦の方が多いようです。

注目の栄養成分「スーパービタミンE」

米油には、ビタミンEの一種である「トコトリエノール」が豊富に含まれています。これは別名「スーパービタミンE」とも呼ばれ、通常のビタミンEの約50倍もの抗酸化作用があると言われています。

※抗酸化作用とは、体がサビつくのを防ぐ働きのこと。アンチエイジングが気になる世代には見逃せないワードですよね。

迷ったらまずはコレ!おすすめの米油

「米油、試してみたいけど種類が多くて…」と迷ってしまう方には、こちらがおすすめがこちらの2つ。国産原料を使用していて安心ですし、紙パックタイプだと使用後のゴミ捨ても楽ちんなんです!

いつものサラダ油をこれらに変えるだけで、揚げ物がサクサクになりますよ。

やっぱり便利!「サラダ油」を選ぶメリット

米油が良いのは分かるけれど、サラダ油にだって長い間愛されてきた理由があります。

  • 圧倒的なコストパフォーマンス:
    やはり一番の魅力は価格。家計を預かる主婦にとって、毎日の消耗品が安く手に入るのは大きな助けです。
  • クセがない無味無臭:
    素材の味を邪魔しないので、お菓子作りから炒め物まで、どんな料理にも万能に使えます。
  • どこでも手に入る安心感:
    コンビニでもドラッグストアでも、切らした時にすぐ買えるのは強みです。

【比較表】米油 vs サラダ油、結局どう違う?

ここで、2つの油の違いを分かりやすく表にまとめてみました。

比較項目米油サラダ油(一般的な調合油)
価格やや高め
(サラダ油の2~3倍程度)
安い
(特売の常連)
風味・香りほのかな甘み・香ばしさほぼ無臭・クセがない
酸化への強さ非常に強い
(お弁当向き)
普通
(早めに使い切るのが吉)
栄養価ビタミンE、植物ステロール等が豊富製品によるが一般的
おすすめ料理揚げ物、炒め物、ドレッシング大量に使う揚げ物、お菓子作り

賢い主婦の「使い分け」テクニック

「どっちがいい」と白黒つけるよりも、用途に合わせて使い分けるのが一番賢い方法かもしれません。

こんな時は「米油」がおすすめ!

  • 揚げ物をする時:
    胃もたれしにくく、部屋に油のニオイが充満するのも防げます。
  • お弁当を作る時:
    冷めても味が落ちないので、子供や旦那さんのお弁当に。
  • ドレッシングを手作りする時:
    生のまま摂取してもクセがなく、栄養もしっかり摂れます。

こんな時は「サラダ油」がおすすめ!

  • 大量の油を使う時:
    唐揚げパーティーなど、一度に大量の油を消費する時はコスト優先で。
  • シフォンケーキなど繊細なお菓子:
    米油独特の風味が気になるような、非常に繊細なスイーツを作る場合に。

知っておきたい注意点

どちらの油を使うにしても、いくつか覚えておきたいポイントがあります。

  • カロリーは同じです:
    「米油はヘルシー」というイメージがありますが、カロリーはサラダ油と同じ(大さじ1で約110〜120kcal)です。体に良いからといって摂りすぎれば太りますのでご注意を!
  • アレルギーの確認:
    サラダ油は大豆などが原料に含まれる場合があります。アレルギーをお持ちの方は、必ず原材料ラベルをチェックしましょう。
  • 保存方法:
    どちらも光や熱に弱いです。コンロのすぐ横に置きっぱなしにせず、冷暗所で保存しましょう。

※本記事の情報は一般的な製品を基準としています。特定の健康効果を保証するものではありません。

まとめ:我が家に合うのはどっち?

米油とサラダ油、それぞれに得意分野があることが分かりました。

私個人の感想としては、「揚げ物や炒め物などの加熱料理には米油」「大量使いやコストを抑えたい時はサラダ油」という使い分けが、健康と家計のバランスが取れておすすめです。

最後に、選び方の心得をまとめておきますね。

🍳 油選びの心得チェックリスト

  • 揚げ物の「胃もたれ」や「ニオイ」が気になるなら、迷わず米油へチェンジ!
  • お弁当作りが日課なら、冷めても美味しい米油が強力な味方に。
  • 家計を最優先したい、または大量に使うならサラダ油に軍配。
  • どちらもカロリーは高い!「体に良い=太らない」ではないと心得るべし。

毎日使うものだからこそ、納得して選びたいですよね。今あるサラダ油がなくなったら、一度小さめのボトルの米油を試してみてはいかがでしょうか?いつもの野菜炒めが、ちょっと美味しく感じるかもしれませんよ。

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※レビュー風の会話やコメントは、実際の口コミ等を参考に筆者が再構成したフィクションです。
※当記事は情報提供を目的としており、ご購入はご自身の判断と責任でご対応ください。

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