「ちょうどいい」サイズと使い勝手の良さで、ファミリー層を中心に絶大な人気を誇るホンダ・フリード。
ミニバンでありながらコンパクトで運転しやすく、スライドドアも装備。まさに日本の家族にぴったりの一台ですよね。
そんなフリードを購入検討する際、多くの人が悩むのが「6人乗り」と「7人乗り」、どちらを選ぶかという問題です。
特に「フリード 6人乗り 後悔」というキーワードで検索してたどり着いたあなたは、6人乗りモデル(2列目キャプテンシート)のデメリットや、実際に選んだ人の失敗談が気になっているのではないでしょうか?
この記事では、フリードの購入で後悔しないために、以下の点を徹底比較・解説します。
- フリード6人乗り(キャプテンシート)の特徴と7人乗り(ベンチシート)との違い
- 「6人乗りで後悔した…」よくある失敗パターンとその理由
- 後悔だけじゃない!6人乗りならではのメリット・魅力
- あなたに最適なのはどっち?後悔しないための選び方チェックポイント
- 【体験談】実際に6人乗りを選んだユーザーの声
この記事を読めば、あなたの家族構成やライフスタイルに本当に合ったフリードがどちらなのか明確になり、自信を持って最適な一台を選べるようになるはずです!
※2024年にはフリードの新型モデルが登場しました。基本的な6人乗り/7人乗りの考え方は共通ですが、装備や仕様の詳細は最新情報をご確認ください。
フリード6人乗り(キャプテンシート)とは?基本をおさらい
まず、フリードの「6人乗り」と「7人乗り」の基本的な違いを確認しましょう。
大きな違いは2列目シートの形状です。
- 6人乗り: 2列目が独立した2つの座席(キャプテンシート)になっています。シート間に通路(ウォークスルー)があるのが特徴です。
- 7人乗り: 2列目が横一列のベンチシートになっています。乗車定員が一人多く、シートアレンジによっては広大な荷室空間を作り出せます。
それぞれの特徴を比較表で見てみましょう。
項目 | 6人乗り (キャプテンシート) | 7人乗り (ベンチシート) |
---|---|---|
乗車定員 | 6人 | 7人 |
2列目シート形状 | 独立2座席 (キャプテンシート) | 一体型ベンチシート |
2列目アームレスト | 基本的に装備 (内側・外側) | 中央席用はなし (大型アームレストの場合あり) |
ウォークスルー (1列目⇔2列目、2列目⇔3列目) | 可能 | 1列目⇔2列目は可能、 2列目⇔3列目はシートを倒す必要あり |
3列目へのアクセス | ウォークスルー or シート横通路 | 2列目シートを倒して乗り降り |
主なメリット | ・2列目の快適性 ・車内移動のしやすさ ・見た目の上質感 | ・乗車定員の多さ ・フラットに近い荷室 ・子供の横並びが可能 |
主なデメリット | ・乗車定員が少ない ・荷室のフラット化が難しい ・シート間の隙間 | ・2列目中央席の快適性 ・3列目へのアクセス性 ・ウォークスルー不可 |
このように、それぞれにメリット・デメリットがあります。どちらが良いかは、使い方次第と言えるでしょう。

なぜ「フリード 6人乗り 後悔」と検索される?よくある後悔ポイント5選
では、なぜ「フリード 6人乗り 後悔」という声が聞かれるのでしょうか?実際に6人乗りを選んだ人が、どのような点で後悔しやすいのか、具体的なパターンを見ていきましょう。
後悔ポイント1:乗車定員が思ったより少ない?「あと一人」が乗れない場面
「普段は4人家族だから6人乗りで十分だと思ったけど、たまに祖父母を乗せると満員。友達家族と出かけるときも、あと一人乗れたら…と思うことがある。」
6人乗りは定員が「6人」です。当たり前ですが、7人乗ることはできません。普段は問題なくても、たまにある「大人数での移動」の際に、7人乗りの方が良かったと感じるケースがあります。例えば、
- 両親+子供2人+祖父母2人 = 6人(これで満員)
- 自分たち家族4人+友人親子3人 = 7人(乗れない!)
このように、「あと一人」が乗れないことで、結局もう一台車を出したり、誰かが乗るのを諦めたり…という状況が発生し、「7人乗りにしておけばよかった」と後悔につながることがあります。
体験談:「たまに」が意外とネックに…
「うちは夫婦と子供2人の4人家族。義両親も近くに住んでいますが、一緒に乗ることは滅多にないだろうと思い、快適そうな6人乗りを選びました。でも、いざ納車されると、子供の習い事の送迎で友達を乗せたり、義両親と食事に行ったりと、意外と5人以上で乗る機会があることに気づきました。そのたびに『7人乗りならなぁ…』と思ってしまいます。快適性より実用性を取るべきだったかも…。」
後悔ポイント2:3列目へのアクセスが意外と面倒?(特にチャイルドシート設置時)
「ウォークスルーが便利だと思ったけど、2列目にチャイルドシートを2つ付けたら、結局ウォークスルーできず、3列目への乗り降りが大変!」
6人乗りの大きなメリットである「ウォークスルー」。しかし、2列目にチャイルドシートを設置すると、そのメリットが薄れることがあります。特に、大きめのチャイルドシートを両方の席に取り付けると、間の通路が非常に狭くなり、大人が通り抜けるのは困難になる場合が多いです。
そうなると、3列目へのアクセスは結局、
- チャイルドシートのない方のシート横の狭い通路を通る
- 一度車外に出て、スライドドアから乗り込む
といった方法になり、「ウォークスルー目当てで6人乗りにしたのに…」という後悔につながる可能性があります。
後悔ポイント3:荷室スペースが狭く感じる?シートアレンジの限界
「3列目を使うと、荷室が本当に狭い!7人乗りの方がシートアレンジで広く使えたかも…」
フリードはコンパクトなミニバンなので、3列目シートを使用すると、どうしても荷室スペースは限られます。これは6人乗り・7人乗り共通ですが、大きな荷物を積む際のシートアレンジで差が出ることがあります。
7人乗りのベンチシートは、背もたれを倒すと比較的フラットに近い状態を作りやすく、長尺物や大きな荷物を積みやすい場合があります。一方、6人乗りのキャプテンシートは、独立しているため完全にフラットにはなりにくく、シート間の隙間もできるため、「思ったより荷物が積めない」「荷室の使い勝手が悪い」と感じることがあるようです。
後悔ポイント4:キャプテンシートの間のスペースが活用しにくい?
「ウォークスルーは便利だけど、あの隙間に子供がお菓子やオモチャを落とす!掃除も大変だし、デッドスペースになっている気がする。」
2列目キャプテンシートの間にある通路(ウォークスルー)スペース。便利である一方、物が落ちやすい、有効活用しにくいという声も聞かれます。特に小さなお子さんがいる場合、お菓子や飲み物、小さなおもちゃなどが隙間に入り込んでしまうことがよくあります。
また、このスペースを荷物置き場として活用しようとしても、走行中に動いてしまったり、うまく固定できなかったりすることも。「このスペース、なくてもよかったかも…」と感じる人もいるようです。
後悔ポイント5:意外と使わない?2列目キャプテンシートの快適性
「2列目が快適だと聞いて6人乗りにしたけど、子供たちは結局くっついて座りたがるし、大人も短距離移動がメインだから、そこまでキャプテンシートの恩恵を感じていない。」
キャプテンシートの大きな魅力は、独立したシートによる快適性の高さです。しかし、家族構成や車の使い方によっては、そのメリットを十分に享受できない場合があります。
- 小さなお子さんにとっては、隣に親や兄弟がいないと寂しい、遊び相手がいないと感じることも。
- 主に街乗りで、長距離移動が少ない場合、ベンチシートとの快適性の差を感じにくい。
- 子供が3人いる場合、2列目に2人、3列目に1人となり、コミュニケーションが取りにくい。
このような場合、「わざわざ乗車定員を減らしてまで、キャプテンシートにする必要はなかったかも」「7人乗りのベンチシートで、子供たちが隣り合って座れる方が良かった」と後悔するケースがあります。
後悔ポイントの共通点
これらの後悔ポイントに共通するのは、「購入前の期待」と「実際の使用シーン」のギャップです。「便利そうだと思った機能が意外と使わなかった」「想定していなかったデメリットがあった」ということが多いようです。また、家族構成やライフスタイルの変化によって、購入時には最適だと思った選択が、後々合わなくなってくるケースもあります。

実際の生活スタイルをよく考えて必要かどうかを判断しよう
でもメリットもたくさん!フリード6人乗りを選んで良かった点
ここまで後悔ポイントを中心に見てきましたが、もちろん6人乗りには多くのメリットがあり、「選んで良かった!」という声も多数あります。
メリット1:2列目シートの快適性は抜群!
やはり、独立したキャプテンシートの座り心地と快適性は、6人乗り最大のメリットです。左右の乗員が干渉せず、それぞれがアームレストを使ってゆったりと座れます。長距離ドライブでの疲労度が全く違うという声が多く聞かれます。
特に、2列目に座ることが多い大人(祖父母など)や、ある程度大きくなったお子さんにとっては、この快適性は非常に魅力的です。
メリット2:ウォークスルーで車内移動がラクラク!
チャイルドシート設置時などの制約はあるものの、ウォークスルー機能はやはり便利です。
- 雨の日など、一旦運転席に乗ってから、濡れずに後席の子供のケアができる。
- 1列目から3列目まで、車外に出ずに移動できる。
- 子供が自分で3列目に乗り降りしやすい(チャイルドシートがない場合)。
特に、小さなお子さんのお世話が必要な時期には、この車内移動のしやすさが大きな助けになります。
メリット3:シートアレンジの自由度が高い側面も
荷室のフラット化では7人乗りに劣る面もありますが、乗車人数と荷物の量に応じた柔軟な対応は6人乗りの得意分野です。
- 例えば5人乗車時、3列目の片側だけ使用し、もう片方は畳んで荷室にする、といった使い方が可能。(7人乗りだと3列目は一体型の場合が多い)
- 2列目シートも左右独立してスライドやリクライニングができるため、乗員それぞれが快適なポジションを取れます。
メリット4:見た目の上質感・特別感がある
独立したキャプテンシートは、見た目にも上質感があり、少し贅沢な雰囲気を醸し出します。7人乗りのベンチシートに比べ、「おもてなし感」があると感じる人もいるでしょう。内装の見た目にこだわりたい方にとっては、これもメリットの一つになります。
フリード6人乗りが向いている人
- 普段の乗車人数が4人以下で、たまに5~6人で乗ることがある。
- 2列目の快適性を重視したい(長距離移動が多い、大人を乗せる機会が多い)。
- チャイルドシートを1台しか使わない、または使わない時期。
- ウォークスルー機能による車内移動の利便性を重視したい。
- 内装の上質感にこだわりたい。
これらの項目に多く当てはまるなら、あなたはフリード6人乗りで満足できる可能性が高いでしょう!
後悔しないためのチェックポイント!6人乗り?7人乗り?あなたに合うのはどっち?
さて、メリット・デメリットを踏まえ、あなたが後悔しないためには、どちらのモデルを選ぶべきでしょうか?以下のチェックポイントを参考に、ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
チェックポイント1:家族構成と乗車頻度で考える
- 現在の家族構成は何人ですか? 将来的に増える予定はありますか?
→ 常に5人以上で乗る可能性があるなら、7人乗りの方が安心です。 - 普段、車には何人で乗ることが多いですか?
→ 4人以下がほとんどなら6人乗りでも十分ですが、5人乗車が多いなら7人乗りも検討しましょう。 - 6人以上で乗る頻度はどれくらいありますか? (例: 月に1回以上、年に数回程度など)
→ 頻度が高いなら7人乗り、ごく稀なら6人乗り+他の手段(レンタカーなど)も選択肢に。
チェックポイント2:2列目シートの使い方をイメージする
- チャイルドシートは何台、どの位置に取り付ける予定ですか?
→ 2台取り付けるとウォークスルーが困難になる可能性大。その状態での3列目利用をシミュレーションしましょう。 - 2列目シートの快適性をどれくらい重視しますか? 長距離移動は多いですか?
→ 快適性重視なら6人乗りが有利です。 - 小さなお子さんが自分で乗り降りしたり、隣同士で座ったりすることを重視しますか?
→ ベンチシートの方が隣り合って座りやすく、子供同士で遊びやすい場合があります。
チェックポイント3:荷物の量をシミュレーションする
- 普段、どれくらいの量の荷物を載せますか?
→ 日常的な買い物程度なら大きな差はありません。 - ベビーカーや自転車、キャンプ用品など、大きな荷物を載せる機会はありますか?
→ 大きな荷物を頻繁に積むなら、シートアレンジによる荷室の広さ(特にフラット感)を7人乗りと比較検討しましょう。 - 3列目シートの使用頻度はどれくらいですか? 常に荷室として使いたいですか?
→ 3列目を畳んで荷室として使うことが多い場合、よりフラットにしやすい7人乗りの方が使いやすい可能性があります。
チェックポイント4:実際にディーラーで比較・体験する!
カタログやネットの情報だけではわからないことがたくさんあります。必ずディーラーに足を運び、6人乗りと7人乗りの両方を実車で確認・比較しましょう!
- シートアレンジを試す: 実際に3列目シートを畳んだり起こしたり、2列目シートをスライドさせたりして、操作性や荷室の広さを体感する。
- ウォークスルーを試す: 大人が実際に通り抜けられるか、チャイルドシートを置いた状態を想定して確認する。
- 乗り降りを試す: 2列目、3列目への乗り降りのしやすさを比較する。特にお子さんや高齢の方が乗ることを想定して確認する。
- 座り心地を比較する: 2列目キャプテンシートとベンチシート、それぞれの座り心地を確かめる。
可能であれば、試乗して運転感覚だけでなく、後席の乗り心地や使い勝手も確認できるとベストです。
最終チェック!あなたへのおすすめ度診断
以下の項目で、あなたの考えに近い方にチェックを入れてみてください。
項目 | A: こちらに近い (6人乗り向き) | B: こちらに近い (7人乗り向き) |
---|---|---|
主な乗車人数 | □ 4人以下が多い | □ 5人以上で乗ることが多い/可能性がある |
2列目の使い方 | □ 大人も快適に座りたい / 長距離移動が多い | □ 子供が隣同士で座りたい / 最大定員を重視 |
車内移動 | □ ウォークスルーの利便性を重視したい | □ ウォークスルーは必須ではない |
チャイルドシート | □ 1台以下 / なし | □ 2台以上設置する可能性がある |
荷室 | □ 柔軟なシートアレンジを重視 | □ よりフラットで広い荷室を重視 |
内装の雰囲気 | □ 上質感・特別感を重視 | □ 実用性・乗車人数を最重視 |
診断結果: Aのチェックが多いあなたは6人乗り、Bのチェックが多いあなたは7人乗りで満足できる可能性が高いでしょう!

AとBどっちが多かった?次はネットの体験談を紹介するよ
【体験談】私がフリード6人乗りを選んだ理由と実際の使い心地
我が家は夫婦と子供1人(小学生)の3人家族です。
フリード購入時、やはり6人乗りか7人乗りかで非常に悩みました。実家が遠方なので、年に数回、両親を乗せて長距離移動することがあります。その点を考えると7人乗りの方が安心かな?とも思いました。
しかし、以下の理由から最終的に6人乗りを選びました。
- 普段は3人乗車がメイン: 9割以上の時間は3人でしか乗らないため、常に1席空いている状態。
- 2列目の快適性重視: 年に数回の長距離移動で両親に快適に過ごしてほしかった。独立シートなら隣を気にせずリラックスできると考えました。
- 子供の成長: 子供が大きくなってきたので、チャイルドシートはもう不要。ウォークスルーで自分で3列目に移動できるのが便利そうだと思った。
- ディーラーでの比較: 実車で比較した際、キャプテンシートの座り心地と、ウォークスルーの開放感が気に入りました。
実際に乗り始めて数年経ちますが、6人乗りにして良かったと感じています。特に、長距離移動時の2列目の快適性は期待通りで、両親にも好評です。子供もウォークスルーを使って楽しそうに車内を移動しています。
心配していた「6人フル乗車」の機会も、今のところ年に1回あるかないか程度。その際は少し窮屈ですが、頻度を考えれば許容範囲でした。
唯一、少し「うーん」と思うのは、やはりシート間の隙間に物が落ちること(笑)。これはもう「フリード6人乗りあるある」だと諦めて、こまめに掃除するようにしています。
私の場合は6人乗りがライフスタイルに合っていましたが、もし子供が2人いて、チャイルドシート必須の時期だったら、7人乗りを選んでいたかもしれません。
まとめ:フリード6人乗りで後悔しないために、ライフスタイルに合った選択を!
今回は、フリードの6人乗りモデルについて、後悔しやすいポイントやメリット、そして7人乗りとの比較、選び方のポイントを詳しく解説しました。
フリード6人乗りの主な特徴:
- メリット: 2列目快適性、ウォークスルー、上質感
- デメリット: 乗車定員、荷室のフラット化、シート間の隙間、チャイルドシート設置時の制約
「フリード 6人乗り 後悔」という検索キーワードがあるように、実際に使ってみて「思っていたのと違った」と感じる人がいるのは事実です。しかし、それは6人乗りが悪いのではなく、購入前のリサーチ不足や、自分の使い方とのミスマッチが原因であることがほとんどです。
後悔しないためには、
- ご自身の家族構成、使い方、重視する点を明確にする
- 6人乗りと7人乗り、両方のメリット・デメリットを理解する
- 必ず実車で比較・体験し、納得のいく方を選ぶ
この3ステップが非常に重要です。
最終確認!ディーラーへ行こう!
この記事を読んで、どちらのタイプが自分に合っていそうか、だいぶイメージが固まってきたのではないでしょうか?
最後の仕上げは、やはり実車確認です。ぜひお近くのホンダディーラーで、フリードの6人乗りと7人乗りをじっくり比較してみてください。実際に見て、触れて、動かしてみることで、カタログだけではわからない発見がたくさんあるはずです。
あなたのカーライフにぴったりのフリードを見つけて、後悔のない、快適で楽しい毎日を送ってくださいね!
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